起業成功に絶対欠かせない資金繰り
- 2016/09/20
- 起業
起業の成功のカギは、何といっても「資金繰り」にあります。
資金繰りとは,日々のお金の流れを把握し,その収支予測を立て,資金の流れをコントロールしていくことを言います。
もし、資金の過不足が予想されるときは,その対策を行わなければなりません。
資金繰りは,銀行借入といった資金調達のことと考えがちですが,それだけではありません。
事業が継続できるかどうかは、資金のコントロールにかかっています。
起業当時は、売上を上げることだけに一生懸命になってしまいます。もちろん、それは重要なことです。
売上を上げなければ入ってくるお金がないわけですから。
その稼ぐ力を持ったうえで、資金繰りを良くしていくべきです。
起業まもない会社や、急激に成長いている会社は要注意です。
これらの会社は、事業が拡大傾向にあります。
つまり、他の会社よりも支出する経費が増えていく傾向にあるはずです。
売上増加に伴う仕入代金や新規出店に伴うテナント保証金など、必要な経費は増えるばかりです。
このような状況のもと、売上が上がっていくことだけを喜んでいてはいけません。
売上代金が現金商売のようにすぐに入金されるビジネスモデルになっていれば問題はありませんが、そのようなビジネスモデルになっていなければ非常に苦しくなります。
起業まもない会社は、仕入れ条件も良くないでしょうから、売上の入金が遅くなればその分仕入代金を支払うことに困窮してしまいます。
つまり、どれだけ必死に売上を上げても、資金繰りに苦しむということは普通にあるのです。
この点を忘れてしてしまうと、せっかくの努力が水の泡となってしまいますので、
成功のカギは「資金繰り」にある、
このことを忘れずに起業してください。