クラウド会計とは
- 2016/04/06
- 経営
クラウド会計とは
クラウド会計とは、自社でシステムを持たずにインターネットを通じて給与計算をしたり会計システムを利用したりできるシステムを指します。
従来のようにパソコンにソフトをインストールするのではなく、インターネット上のソフトを利用することになります。
クラウド会計型ソフトのメリット
- インストール不要でインターネットが使えればどこからでもアクセス出来る。
- WindowsだけでなくMacでも使用が出来る。
- 銀行、クレジットカード会社など金融機関の取引明細を取り込み、自動で仕訳を入力してくれる機能がある。
- 簿記の知識が薄くても使える。
- データ保存先がクラウドのため紛失や盗難の心配がない。
この中で銀行等の預金明細から自動仕訳出来ることは、会社にとってクラウド会計の大きな魅力の1つといえます。
多くの取引が発生する預金やカード決済などの取引明細を簡単に取り込め、自動で仕訳をしてくれるという事で、事務作業にとられる時間を大幅に短縮することが可能です。
クラウド会計型ソフトのデメリット
- ネット環境にないと使用出来ないため急なトラブルでネットが使えない際に対応できない。
- ネット環境に依存するためインストール型に比べ反応が悪い。
- 会計ソフトのIDとPASSさえあればどこからでも会社の会計情報が分かるためセキュリティ面で不安が残る。
- 現金取引や手形、小切手での取引が多い場合には預金などの自動化だけでは大きなメリットにならない。
- 入力にマウスを多用するため大量の仕訳入力には向かない。
近年、クラウド型の会計ソフトを導入している会社や個人事業主が増加してきています。
また、その会計ソフトの導入支援をしている会計事務所もあります。
今後はインストール型ではなくクラウド型が主流になるとの見解もあります。メリット・デメリットを考慮したうえで、ご検討されてはいかがでしょうか。