意外に知らない免税店ってなに?
- 2016/02/08
- 税務
先月、2016年1月27日に三越銀座店にて「空港型市中免税店」が本州初オープンしました。
一概に免税店といいますが、免税される税の種類に違いがあり、いくつかの形態があります。
代表的なのは空港内にある免税店で、空港型免税店(デューティーフリーショップ)といい、消費税の他、関税・酒税・たばこ税なども免税になります。
もう一つは、市中に構えている免税店で、市中免税店(タックスフリーショップ)といい、消費税だけが免税になっています。
今回の空港型市中免税店は、空港外(三越銀座)に出店するデューティーフリーショップで、消費税の他、関税・酒税・たばこ税なども免税になります。
あまり知られていないかも知れませんが、これらの免税店は一定の条件をクリアすれば、日本人でも利用することができます。
空港内だけでは満足に買い物の時間がとれないといった旅行者の声や平成26年から免税の対象となる商品の品目が拡大されたことなどが、空港型市中免税店の出店のきっかけになっているようです。
・外国人等一時滞在者等が利用する場合必要なもの(例)
本人のパスポート(コピー不可)。
・日本人等が利用する場合必要な物(例)
渡航者本人の、渡航年月日、渡航先、渡航方法(便名)、パスポート番号、渡航目的、渡航期間の記載
海外旅行に際しては、出国時・入国時それぞれの免税の仕組みをきちんと確認して、お得な買い物をされることお勧めします。